エイティエリート Act.1 星空の人魚 庄司卓 / 角川スニーカー文庫

著者買いの一品です。またまた新シリーズの幕開け。いい加減新しいもん書くんじゃなくて、未完の作品をきちんと終わらせて欲しいところ。この人の作品で、完結してるのって長編では『ダンシング・ウィズ・ザ・デビルス』ぐらいじゃないかな。後は全部未完。もう慣れたけどさ。
さてこの『エイティエリート』ですが、隊員が全員女の子と言う機密部隊にパイロット志願の男の子が赴任するって言うスペースオペラです。なんか設定が『トゥインクル☆スターシップ』に似てる気がする。要は男女比が極端って事なんですが。逆に男たくさん女一人、みたいな設定でも面白いかもしれません。...暑苦しそうで、読みたくないですね。
別段内容は対した事ないんですが、気になるセリフがひとつ。それは、

私だ、ランスロット・ハロウィだ

の一言。懐かしい名前を聞きました。『ダンシング・ウィスパーズ』の世界設定と絡めてくるんでしょうか。こっちは外で、向こうは中みたいな。それだったら面白くなるんだろうけど、これも未完の作品になる可能性もあるしなぁ。微妙だ。