東日本大震災復興祭2011 〜子供たちの未来のために〜 2日目

東日本大震災復興祭の2日目、代々木第二体育館の公演に参加して来ました。出演は、麻生夏子, 石川智晶, 河野マリナ, 黒崎真音, 佐藤ひろ美, JAM Project, 茅原実里, yozuca*
14時からの公演でしたが、自分は都合により16時過ぎぐらいからの参加。しかも次の予定のために最後までいられないと言う状況だったので、こうして感想を書くのは微妙かと思いましたが、短い時間の中で聞いた曲が素晴らしかったので書き残そうと思います。

自分が会場に着いた時、ステージに立っていたのは佐藤ひろ美。震災でご家族を亡くし、地元の復興のために様々な活動を行なっている事は知っていましたが、直接本人の口を通して話を聞くと、その凄まじさは想像以上でした。特に感情を込めず、事実だけを話していましたが、それだけに一層リアルで...。
淡々と語った後に歌った曲は『生きる』と言う曲。聞いていて自然に泣いてしまった。曲に思い入れがあった訳では無く、初めて聞く曲。でも歌声に篭った力は、今の生き様と、これから生きていく未来への決意に満ちていて。聞いていて本当に圧倒されました。この時受けた衝撃は、どう言葉にすれば良いのか分からない。とにかく揺さぶられたと言うか...凄い人だ。こんな言葉しか出てこないのが悔しいぐらいです。

続いて登場したのは茅原実里。個人的には久々にライブで見ました。新曲の『TERMINATED』純白サンクチュアリィ』『Paradise Lost』『Tommorow's chance』と言う内容。『Tommorow's chance』が選曲されているのが良かったです。『純白サンクチュアリィ』も久々に聞いたなぁ。

最後はJAM Project。この日の朝、前日の韓国ライブから帰国したばかりで駆けつけたとの事。疲れているはずなのに、そんな疲れを感じさせない力強さでした。まずは『Believe in my existence』『KI・ZU・NA』。『KI・ZU・NA』は力の入り具合が素晴らしかったです。そして奥井雅美 & 福山芳樹は一旦下がって、残った3人で歌うは『不滅のヒーローSEAJETTER KAITO。そうか、これがあったか...と驚かされた1曲でした。遠藤さんが語った、震災後に歌いに行った時に泥だらけのシージェッター海斗のCDにサインを求められた話にはちょっとグッと来てしまいました。続いて再びメンバー全員が揃って『レスキューファイアー』。最後まで見たかったけれど、次の予定があったのでここで退場。

聞けたのは8曲ちょっとだけでしたが、その短い時間だけでも参加して良かったと思える内容でした。参加された方々、お疲れ様でした。ライブタイトルに「2011」って入っているけれど、定期的にやるのかな。同じ規模で繰り返すのは難しいかも知れないけれど、形を変えて続くと良いなぁ。復興には何年もかかるだろうから。