ブラック・ラグーン シェイターネ・パーティ

コミック『ブラック・ラグーン』のノベライズ版。原作者がそのまま書いたの? と言いたくなるぐらい、見事なまでのノベライズ。この本読む直前にコミックの新刊読んでたんですが、それでも全然違和感がありません。世界観も雰囲気も、ホントそのままです。面白かった。
話の内容はラグーン商会が受けた仕事の裏に、実は某組織の陰謀が潜んでいて...と言う感じで、張やらバラライカやらが絡んでくる展開。メインは主にバラライカ側でした。簡単に事件が片付かないのはコミック版と一緒ですね。
しかし、何はともあれ。忍者強ぇぇぇぇっっ!! ただのネタですぐ死ぬやられ役かと思ってたのに...なんだこの強さ。つか、何で忍者? 鉛玉が飛び交うロアナプラでただ1人、手裏剣で戦ってますよ。終盤のインパクトはハンパ無かった。いやー笑った笑った。メインのお話も十分面白かったんだけど、個人的にはそれでも忍者1人の活躍に全部持っていかれた感じです。
と言う訳で、普通に面白かった1冊でした。原作ファンの方も読んで損は無いと思います。ノベライズとしては本当に良い出来ですし。忍者については賛否両論ありそうな気もしますが...。