電撃文庫は3巻打ち切り?

先日、モノグラフさんの所で、『スカイワード』4巻の発売は未定と言う記事を目にした時に、ふと気にかかった事がありました。
「3巻で打ち切りかー。...ん? 3巻?」
そう言えば4巻の発売が、これまでの刊行ペースに比べて遅い気がしたシリーズが幾つかあったなーと思い、ざっと調べて見たら、なんか意味深な結果が浮かんできました。とりあえず見つかったのは以下の4つ。

と、こんな感じで殆ど同時期に発売されてきた、これらの作品。3巻までは4〜5ヶ月間隔で刊行されてきたのに、最新刊の発売から10ヶ月近く経った今、どの作品も4巻発売は噂すら聞こえてきません。
全員、これらの作品でデビューした作家さんで、当然ながらデビュー時期もほぼ同時。ついでに言えば、『シュプルのおはなし』の作者である雨宮諒氏は、来月11月に『シュプル』とは別の作品を発売。『スカイワード』の作者であるマサト真希氏の新作が12月に出るのと、これまた動向が被っている事を考えると...ひょっとして、この4つ全部打ち切り?
電撃小説大賞で大賞とか金賞とか銀賞を取っている作品はまた少し違うかもしれませんが、そうでない電撃文庫の新人作家さん達にとって、4巻が一つの大きな壁だったりするんでしょうか。
もちろん、これはただの憶測に過ぎません。たまたま偶然が重なっただけ、と言う事も充分ありえます。じっくりと時間をかけて、4巻の執筆に当たっているだけかも知れません。また『埋葬惑星』作者の山科千晶氏は、3巻のあとがきで「次作は、埋葬惑星でない作品になりそう」なんて事も言ってますし。
しかし...3巻までは順調に発売されているだけに、突然続きが出なくなると、どうしても不安に駆られてしまいます。打ち切りと言えば、某漫画週刊誌の10週打ち切りが有名ですが、電撃文庫は3巻打ち切りなのかと思った次第。まぁ必ず3巻と言う訳ではなく、2巻で打ち切られてたり4巻で打ち切られてたりする作品もあるんで一概には決め付けられませんが。
好きな作品については3巻まで猛烈にプッシュして、多くの人の目に留まるようにすれば、少しはこういう事態を避けられる...のかなぁ?