新ロードス島戦記 4

久しぶりの新ロードス。実になんと3年ぶりの新刊です。
ロードス本島とマーモ島の交易ルートが、謎の軍船に押さえられた。マーモ公国にとって生命線と言えるルートの封鎖を受け、スパーク自ら軍船の討伐に向かうのだが...。
こんな感じ。今回のメインはハーフエルフのリーフでしょう。スパークとニースの仲がドンドンと進むにつれ、自分の居場所が無くなっていくと感じていたリーフですが、遂に....! いやー、こうもストレートな展開になるとは流石に思ってませんでした。しかし、スパークの心は決まっているので、恋愛話としては少々盛り上がりに欠けた気がします。まぁあとがきを読む限りでは、まだ暫くはスパーク、ニース、リーフの話が続くそうなので、今後に期待と言ったところでしょうか。
また、今回久しぶりにパーンとかディードが出てくるんですが...パーンのイラスト、格好良過ぎねぇ? ゴブリンの群れに殺されそうになっていた頃とは大違いですな。絵を見た時、思わず噴き出してしまった。ディードにも「永遠の乙女」なんて言う肩書きが付いてるし...流石にどうよ。これって前からだっけ? 覚えてねぇ...。
いくらなんでも都合良過ぎるだろう、なんて突っ込みいれたくなる部分も結構あったりしたんですが、それでもカーディス教団も本格的に動き出したりと、先の気になる展開になってきました。スパークとニースの行く末も気になるし...次は何年待てば良いんだろう。また3年は勘弁。
そう言えば、水野良の『スターシップオペレーターズ』ってTVアニメ化するんでしたっけ。あんまりにもあんまりだったので、自分は全部売り払ってしまったのですが、ひょっとしてあれから面白くなったんでしょうか。少々気になる...けど、買いなおす気にはなれん。