ダブルクロス・リプレイ 聖夜に鳴る鐘

書いても良いそうなので書いてみる。先日ダブルクロスを遊んだ時に借り受けた1冊。リプレイ第2弾です。
前作から1年後が舞台。1年の時を経て、解決したと思っていた事件が再び動き出し...と言った内容のシナリオでした。
これは面白かった。永斗こと田中天を筆頭とした、各プレイヤーのアドリブだらけでノリの良い演技は素晴らしかったし、プレイヤーのとった行動を、上手く話しに盛り込んでいくGMも巧い。面子同士、仲が良いのは分かりますが...それでも息がピッタリと合っているのは流石です。また、なにより主人公とヒロインのラブコメが...ヤバイ。王道の中の王道を突き進んでる感じ? 展開の新鮮さはないけど、王道を分かっている人の、的確にツボを突いた演技が...これに悶えず、なにに悶えろと言うのか。まさにじったんばったん。
この手のラブコメは多かれ少なかれ、読んでいるほうが恥ずかしくなる部分があるんですが...リプレイだと、普通の小説よりも何倍もそう感じてしまいます。多分、演技している様を思い浮かべるからだと思うのですが...すげー破壊力だ。