召喚教師 リアルバウトハイスクール 11

久しぶりの新刊。10巻ほどは待たされませんでしたが。
誘拐された恩人の娘・美雪を助けるため、一人敵の本拠地に乗り込んでいく南雲。立ち塞がる敵を情け容赦なく粉砕しながら、先へと進む。その裏では、大作と涼子もまた美雪を助けようと、星詠み・右京の指示で動いていた。果たしてその結末は...。
こんな感じ。ページのどこを開いても、戦闘戦闘また戦闘。リミットが外れた、と言うか、本来の生き方に戻った南雲が殺りまくる。静馬はV-1エクストリームの真っ只中だし、涼子は涼子で真剣勝負。挙句の果てには、髪の毛逆立ててオーラに包まれたりとか、一人特撮の世界から紛れ込んだヤツがいたりとか。さらにさらに、涼子と静馬が...。うーん、凄い事になってますな。けっこう面白かったです。棺桶強えー。
また、結構重要な謎が解けたり。ソルバニアってなによ? みたいなのが明らかになってます。随分とあっさり明かされたもんだから、ちょっと拍子抜けしてしまった。しかしその分、新たに謎っぽいのが増えてるんで、もう暫く続きそうです。
あんまり区切りが良い所で終わっているとは言い難い所で終わっているので、次の巻で後始末をする感じでしょうか。色々と凄い事になってるんで、その辺をどうやってまとめるのか楽しみです。"彼女"も出てくるだろうし。