キーリ 5

キーリの新刊。今回は上下巻に分かれた上巻です。
ベアトリクスを探しに、ウエスタベリへとやってきたキーリとハーヴェイ。ハーヴェイが探しに出ている間、知り合いの興行団で大人しく留守番していたキーリだったが...。
こんな話? 小さな事件が起こりつつ、最後に結構大きなのが待ち構えていて...と言った感じでした。相変らず淡々と進む展開。いつも通りですね。メインはハーヴェイの過去のようで、冒頭からラストに至るまで、チョコチョコと過去っぽい話が散りばめられてます。
まだ下巻が出ていないので、なんとも言えませんが...取りあえず。いまさら言うのもなんですが、もうちょっとお互い素直になれと言いたい。ロクにお互いの事を話そうとしないから、色々とこじれていく訳で。もう一言二言多く話せば、それだけで大分良くなると思うのだが...焦れったい。
良い所で終わっているんで、下巻がちょっと気になります。9月まで待ちか。