恋人達の狂騒曲

棄てプリの外伝その2。本編は既に終了してますが、今回はパシフィカ達が廃棄王女として旅立つ前のお話。同級生の少女から預かった恋人への手紙を、シャノン達が届けると言う内容です。懐かしのフランキ伯爵とそのメイド軍団も久々に登場。記憶が正しければ、1巻で出てきたっきりだったような気がする。
驚かされるような展開は無かったものの、パシフィカの暴走っぷりは面白かったし、それなりに楽しめました。軽いノリで展開する話の中に時折混ざるシリアスなシーンも、ちょうど良いアクセントになってる感じで良かったです。話も上手くまとめているあたり、流石だなぁと思いました。
ところでこのシリーズ、外伝とか短編集がまだ何冊か出るらしいです。まだ棄てプリで書くのかー。そろそろ完全に終了させても良いのではないかと思うのですが...。