今年の5冊

2011年の読了数は367冊。昨年の500冊に比べて大分減りましたが、それでも1日1冊は読めていた模様。
読んだ中から、面白かったと思うものを紹介しようと思います。例年は3冊を取り上げていましたが、今年は少し拡大して5作品を選んでみました。

  1. イスカリオテ
    • 完結。偽物の救世主がいつしか本物の救世主へと変わっていく、見事な英雄譚でした。文句無しの傑作。
    • 感想:7巻
  2. 101番目の百物語
    • 百物語の主人公に選ばれた少年と、都市伝説を身に宿したヒロイン達とのバトルもの。男女問わず、キャラが皆格好良くて熱い。
    • 感想:1巻, 3巻, 4巻, 5巻
  3. 魔弾の王と戦姫
    • 己の領地を守ろうと、隣国の戦姫と手を組んで戦う少年貴族の話。主人公の武器が弓、それもメッチャ強いとか、とてもロマン。
    • 感想:1巻,2巻,3巻
  4. アイドライジング!
    • バトルドレスに身を包んだアイドルたちが興行として戦う話。1巻はそうでもないのですが、2巻からグッと面白くなります。オリンちゃんが格好良くて好き。
    • 感想:1巻,2巻,3巻
  5. 七姫物語
    • 遂に完結。東和の未来が明るい事を祈る。
    • 感想:6巻

他にも気になる作品は沢山ありました。完結した作品では、復刊したゴーストハントシリーズは圧巻の内容で素晴らしかったし、佐々原史緒『1/2アンデッド』シリーズ(ファミ通文庫も3巻完結で綺麗に終わっていて良かったです。
続きものでは、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(ガガガ文庫が主人公の痛々しさに微妙に共感出来てグサリとやられて良かったです。また、『双界幻幽伝』(B's-LOG文庫)は主役二人の振る舞いに、ニヤニヤが止まらなくて素晴らしかったです。
変わった所では、2ページで1話と言う短編集ながら毎回笑わせてくれる内容だった『正捕手の篠原さん』(MF文庫Jが良かった。これは今後が楽しみ。

今年も1年で色々な本に出会えました。来年も色んな本に出会えると良いなと思います。