Zぼーいず/ぷりんせす 3

命を食べられて、死神の姫を護る姫護者となった主人公たちが、失われた命を取り戻すために死神の仕事を手伝うお話の3冊目。
これで完結だそうです。本編読み終わって、あとがきを見たら冒頭に書いてあってビックリ。本編では全然終わったような雰囲気が無かったので、本当に驚きました。話としては、世話になったお婆さんを死なせたくないがために、死神の道具を使って命を操り、延命させていた人物との対決。明るく、軽いテンションはそのままに、時折命ってなんだろう? と、微妙に考えさせられる内容で良かったのですが、これで終わりか...。
色々と邪推してしまいますが、まぁそれはさておき。終わるのであれば姫護者たちがどんな風に成長していくのか、見届けたかったです。主人公たちがこのペースで死神の仕事をこなしていけば、自分の命を取り戻すのはそんなに遠くない未来だと思うのですが、いざその瞬間を迎えた時、どうするのかが気になっていました。でも読めないのか...。