斬光のバーンエルラ 4

シリーズ最終巻。気に入らない相手を殴るために、ヒロインたちと世界中を巡るお話、これにて完結です。
王位継承のイザコザに巻き込まれた事に腹を立て、自分をはめた王子達を殴る旅。残るは第三王子...と言う事で、相手の本拠地へ。どう忍びこむのかと思えば、最後は結局力押しになるあたり、とてもこのシリーズらしくて良かったです。ここまで直情的な主人公はあまり見かけないのですが、その考えなしな所が不快に感じるような方向に進まず、最後まで楽しく読めました。この主人公はこうじゃないとね。
ちょっと展開が急ぎ気味な所は残念でしたが、一通り話に決着がついたのも良かった。ハーレム展開でしたが、それでもラブコメを曖昧にせず、キッチリと選んだ事も好印象でした。次回作にも期待。