Zぼーいず/ぷりんせす 2

死神の姫・クリクリに命を食べられ、姫を護る姫護者となった主人公達のお話・2冊目。クリクリが同じぐらいの年の小さな女の子と出会い一緒に遊ぶようになったが、実はその子...と言う展開。

自分の命を買い戻すべく、死神として働いて報酬を得ようとする主人公達ですが、設定は重いにも関わらず話の展開は軽め。一応、敵? っぽい相手として、天使陣営が登場しますが...これもまたどこか緩い雰囲気のあるキャラばかり。どのキャラもどこか変な方向に突き抜けていて、まともなキャラが殆どいなくなっている気がしてならない。
主人公達は命を奪われているので不死身。死ぬ可能性が無い事に加えて、護るべき姫がお子様だし、対抗する相手として出てきた天使陣営も似たような状況。さらに帯に書いてある通り幼女が増えた事で、子守りの傍らで話が進む感じがして、どこか気の抜けた感じでノンビリと読めますね。もう少し緊張感が欲しいと思う時もありますが...。
しかしこうして油断している所に厳しい展開がやってきそう。続きはどうなる事やら。