ロウきゅーぶ! 7

Book

アニメ化も決まったシリーズ7冊目。
夏休み編の最後? デパート屋上のフリーコートを、遊びに来ていた女子中学生2人が強引に占拠している場面に遭遇した主人公達。試合をして一度は勝ったものの、その2人に呼ばれて現れた高校生が実は昴が中学時代に強敵で...と言う感じに話が進みます。
今回は女子バスのメンバーがメインと言うより、昴がメインのお話でした。県下一強い相手に勝負を挑まれ、負けて見下され。そこから奮起して再選を挑む形の展開。試合は3 on 3なので、サポートの智花と愛莉。なので他の女子バスメンバーはほとんど出番なし。代わりに、智花と昴の仲が物凄い勢いで縮んだり、愛莉は兄が出てきて素晴らしい成長を遂げたり。昴もこの一件を通して、選手としても指導者としても一層大きくなった気がします。
ただバスケの熱さは、これまでと比べると物足りなかったのが残念。昴の独り相撲が目立ったような気がします。智花と愛莉との信頼を築いていくのは良かったけど、試合での面白さとはまた少し違ったし...。でも昴は一回周りからどう見られるのか意識した方が良いと思うな! パートナー発言は危険だろう色々と。

しかしこれ、本当にアニメ化するのか。今回は冒頭の展開で盛大に噴いたんですが、どこまでやるのかな...。