緋弾のアリア 8

シリーズ8冊目。「イ・ウー」の崩壊で複数の組織が2つの陣営に分かれて戦う事に。その戦いに、1つの陣営として巻き込まれたキンジとアリアの武偵チーム。そんな中、アリアの許嫁を名乗るキャラが現れて...と言う展開。
冒頭で登場した敵対組織には妖怪が多数。これまでも人間離れしたキャラしかいませんでしたが、遂に本物の妖怪まで登場してきて、ますます人外魔境になってきました。これまで毎巻毎巻、もっと凄い展開に驚かされて来たから、もうこのぐらいじゃ動じないけど...遂にここまで来たか、と言う感じが。そう言った意味では、ちょっと驚きが少なかった気すらします。
そしてアリアの許嫁登場で、ますます離れていくキンジとアリアの関係。ここ数冊、ひたすら拗れ続けているような気がするんですが、今回も拍車がかかる感じ。流石にそろそろよりを戻しても良いんじゃなかろうか。拗れる展開は大好物ですが、それは仲直りがあってこそ。キンジが本気になったので、次の巻あたりで元の鞘に収まると良いですが...。