お・り・が・み 獄の弓

今回は魔殺商会の社員旅行と称して、皆で海へ旅行に行くお話。そして鈴蘭の妹・睡蓮が登場。名護屋河家の当代を鈴蘭が継ぐ事になったものの、俗世にまみれた姉より、修行に打ち込んできた自分が継ぐべきと息巻くが...と言う展開。
海で遊ぶ穏やかな回と思いきや、後半には相変わらず激しい展開が待っていていました。名護屋河家の話がメインなので、当然主役も鈴蘭と睡蓮。睡蓮は設定が設定なので堅いキャラかと思えば、海では歳相応のはしゃぎ方をしていて微笑ましかったです。
後半はゼピルムの残党が暗躍し、覚醒したみーこや神殿協会の預言者が達観した位置から見守る。翻弄されるのは当事者達だけ...と言う展開は少々不憫に感じたけれど、その分、鈴蘭の活躍が目立ちました。これまで妹の存在を知らなかった鈴蘭は、今回の事件で家族が振り回された事で遂に決意。家族と幸せな生活を送る、そのためには魔王にだってなる...と言う決意が鈴蘭らしくて良かったです。格好良い。どんな魔王になる事やら。