おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その2

シリーズ2冊目。高校を舞台に、ヒロイン2人と主人公がラブコメしながらマッタリな日常を書くお話。この設定で、何故か主人公達全員が異能が使えるけど...気にしない方向で。
特に大きな事件が起こる訳でも無く、ゲーム同好会の部室でバタバタするのがメインの話なので、あんまり言う事も無い。ひたすら鈍感な主人公が、超積極的だけど性格は正反対な2人にヒロインから言い寄られたりしながら進むのですが、本当に鈍感過ぎてヒロイン達が可哀想になるぐらい。ここまで来ると、わざとやってんじゃないの? と言いたくなる...。
これだけだと普通のラブコメですが、時折挟まる異能がアクセントになっていて良い感じ。1巻でいきなり異能が飛び出した時は、なんぞこれ? と思ったものですが、2巻では大分慣れました。異能が出てくるとシリアスな展開になるので、そのバランスが気にならなければ楽しめると思います。