緋弾のアリア 7

チーム分けの要である「修学旅行I」の話がこれで一段落。合わせて、レキの話にも決着が。
全力疾走する新幹線の上でバトルとか、相変わらずの凄い展開なのですが、それ以上にキンジの人間離れっぷりが加速。ヒステリアスモードは、アリアとか雪姫の超能力を遥かに超えた能力だと思うよ...。反射神経だけでどうにかなるレベルをとっくに超越してたけど、さらに凄いことに。普通の拳銃でサブマシンガンの弾丸を撃ち落としたり、ライフル弾を指で逸らしたり。ホント、やりたい放題ですね。毎回毎回、もう驚かないぞ! と思っているんですが...うん、無理だ。
そしてレキの話にケリが着きましたが、これがとても良い感じ。一族の生き方から開放されたレキが素敵です。薄かった人間味が増すと、こんなに魅力的なキャラになるのか...と驚きました。一気に好きになってしまった。しかし、キンジの鈍感っぷりはヤバいなー。終盤の展開には、もうアリアに同情する事しか出来ませんでした。絶対拗れるだろう、これは。今までも拗れっぱなしだったけど、これは過去最大級。
次の巻への引きは、ここ数巻が凄かったのでちょっと弱く感じたけど、どうせまた予想の遥か上を行く展開が待っているんだろうなぁ。楽しみ。