IS 1〜4

アニメ化が決まったらしいので、感想を書いてみます。
「インフィニット・ストラトス」。全身に装着するパワードスーツのような形状で、通常兵器では相手にならず、世界の軍事バランスを一変させた兵器だが、女性にしか扱えない。しかし男の身でありながら何故かISを動かせてしまった主人公・一夏は、ISの操縦を学ぶ学園へと放り込まれる事に。そこは当然ながら周りには女の子しかいない環境で...と言う感じで話が始まります。

女性しかいない学園に男がただ一人。主人公は普通に人格者で、この状況でもISの訓練に真面目に打ち込み、トラブルに巻き込まれても頼りがいのある言動でいつの間にか学園の中心人物に。こうなると、当然の如く待っているのはハーレム展開。ラブコメが中心で、出てくる女の子4巻までで幼馴染ツンデレその1、幼馴染ツンデレその2、お嬢様ツンデレボクっ娘、恋に目覚めた軍人。やたらとツンデレキャラが多くて、ツンデレ好きとしては非常に嬉しいキャラ配置です。主人公が物凄い勢いで鈍感なので、周りから寄せられている好意に全然気付かないのはお約束。やきもきする女の子達がお互いを牽制しつつ進む展開は結構好みです。個人的にはセシリアが一番のお気に入り。お嬢様タイプのツンデレってホント読んでて飽きない。もうニヤニヤが止まりません。次点はシャルロット。登場人物の中では一番の常識人だと思うのですが、それが故に苦労人だよね、この娘。
しかし、主人公がいくらなんでも鈍感過ぎるだろうと言うぐらい鈍感なので、4巻まで読むと大分食傷気味な感じは否めず。ラブコメ以外の要素としてISを軸とした伏線が張られてはいるものの、こっちは話の展開が遅いし。メインのストーリーがもう少し進むか、主人公の鈍感っぷりを何とかして欲しい気がしますが...後者はこのままなんだろうなー。恋愛的にはどーせ最終的には幼馴染の箒を選ぶんだろうけど、そこに到るまでの過程を楽しみたいと思います。