無限のリンケージ 3

シリーズ3冊目。今回はベックスの後輩である女性FTR・カルラが登場。フェンシングの銀河王者でベックスにはベッタリと懐いているが、何故かベックスはこれ以上無いほど冷たい態度で接し...と言う感じのお話。
相変わらずの面白さでした。とにかくベックスの格好良さが光った1冊。ロバートは今回は完全に脇役ですね...。
コメディ的な要素も勿論ありますが、それよりもキャラとキャラが真剣に向きあってぶつかりあう展開が素晴らしいです。ベックスって良い先輩なんだなぁとつくづく実感した次第。軽くて不真面目そうなキャラだけど、実は誰よりも真面目で真剣な人。その部分がこれでもか! と発揮されていて、ホント格好良かったです。終盤、とんでもない賭けに乗った時は冷や冷やしたけど...。
次は別シリーズを立ち上げるそうで。このシリーズの続きはその1巻の後との事で、ちょっと間が空いてしまうのは寂しいですが、新シリーズも楽しみだし、期待して待ってます。