ゼロの使い魔 18

シリーズ新刊。
前巻、ガリア王国とタバサに起こった出来事に引き続く形の今回のお話。王座を奪われたタバサを、才人達が救出する...と言う展開なのですが、ここに来て驚愕の事実が発覚。これまでロマリアが掲げる聖戦って、目的が良く分からず、てっきり自国の利益のために何か企んでるのだろう...と勝手に想像していましたが、今回明かされたその目的を読んで、これマジで!? と思いっきり驚かされました。ここにきてこんな展開になるとは思いもよらず。この展開は全く予想していませんでした。
また、前巻の出来事をふまえて、才人とルイズの関係はより強固な形に。素直になったルイズの可愛さは凄いなぁ。またシエスタが多少才人にちょっかいをだしても動じない強さまで身につけて、これで才人を巡るラブコメも決着か...とか思ったのですが、タバサの本格参戦で相変わらずのドタバタっぷり。もう才人とルイズの関係は揺らがないし、ベタ甘な展開が増えるだろうけど、こうしてドタバタしている所を読むとなんかホッとしますね。日常っぽくて。しかし、タバサの可愛さがヤバイ。『タバサの冒険』で語られた心境を思うと、この展開は素晴らしいです。
次の巻からは本格的にエルフ編が始まりそうな雰囲気。楽しみー。