渚フォルテッシモ 4 - まあいいか。

シリーズ新刊。渚に芸能界デビューの話が来る展開。最初は断り続けていたものの、結局ドラマに出演する事に...と言うお話。
ドラマの出演をネタに、渚と大地が仲良くなるのが主題な感じ。格好良い俳優や可愛い女優が出てきて、微妙に2人の仲がかき回されるわけですが、大地は鈍感なのでスルー。一人渚がヤキモキする所が良いですね。いつに無く素直な渚が素晴らしい。大分デレはじめてるなーと。
しかし、ラストのバトルは必須とは言え...なんか物足りない。魔の海を巡る陰謀的なものがありそうだけど、それすらも主人公とヒロインの関係を盛り上げるための手段に感じられてしまいます。まー別に良いんだけど、出来ればもう少しこっちの展開にも盛り上がりが欲しい気がします。
こんな感じの1冊でした。次あたり、芸能界デビューした渚周りで何かありそうな予感。期待です。