ダブルブリッド 10

前巻から4年と5ヶ月の時を経て、ようやく発売された10巻。これにて完結です。既刊をざっと復習してから読了。
とても綺麗に終わってるけど、これをハッピーエンドとは呼びたくない。晃は望みを叶え、優樹も叶え、誰もが思い残す事の無い結末だったけど、それでも哀しく思えてしまうのは自分が甘いからでしょうか。他にどんな終わり方があったかと聞かれれば答えられないし、全員生き残って笑って終われとは間違っても思わないけど...それでも哀しい。
何があったら満足できたのか自分でも良く分かりませんが、そんな風に思った最終巻でした。しかし何にせよ、キチンと決着をつけてくれた事が嬉しいです。優樹、お疲れ様。