量産型はダテじゃない! 3

シリーズ3冊目。量産型のロボットが気合と根性で戦うお話の新刊です。
シュナイダーが頑張った!! 1巻から最強との触れ込みで登場しているのに、何故か毎回ボロボロにやられると言う、とても悲惨なキャラだったんですが...今回は違います。ナンブの熱い心に打たれ、これまでの彼らしくない、けど人間らしい行動に走る。いーなー、これ。悩みが吹っ切れ、一段と強くなりますね。
そんな大活躍なシュナイダーですが、それでも見せ場を持っていくのは量産型のナンブ。相変らず物凄く熱いです。シュナイダー相手に啖呵切る辺りとか、一瞬我が目を疑ったぐらい。背中で語ってる!! ナンブが格好良いよ...。その後の戦闘でも美味しいところ全部持っていくし。ナンブが主役とは言え、今回ぐらいはもう少しシュナイダーに花を持たせても良かった気がするのは自分だけ?
と言う訳で、今回も満足な1冊でした。このシリーズ、外れが無くて良いですね。続きにも期待。