我が家のお稲荷さま。 7

アニメ化も決まったこのシリーズ。随分と久しぶりな感じがする新刊。9月〜1月の各月での出来事を書いた短編集です。
佐倉さん好きとしては、彼女がメインの話が1つ読めたのが嬉しいんですが...相変らず不憫で泣けてきます。ダイエットの結末があれじゃあ報われんよなぁ。一応デートっぽい感じになりそうだから、本人は満足かもしれないけど。
基本的に透が主役の話より昇が主役の方が面白く感じるので、昇の出番が多かったこの巻は全体的に満足。好きな話は、上に書いた佐倉さんのヤツと、貧乏神の話でしょうか。
貧乏神って名前だけ聞くと、真っ先に思い浮かぶのはネガティブな印象。しかしこの巻のお話だとそこまで悪いヤツじゃないのが好印象です。昇とのやりとりを想像すると、非常に微笑ましいものがあります。ふと、『かみちゅ!』の貧乏神を思い出してしまいました。全然キャラ違うけど。
と言う訳で、それなりに楽しめた1冊でした。次は本編の続き?