神曲奏界ポリフォニカ ミッシング・ホワイト

『ポリ白』の3冊目。島に訪れる日食に合わせて、学園中の生徒から契約精霊が消えてしまい...と言うお話。
自分を元の世界から今の世界に引っ張り込んだのがブランカだと知って、裏切られた気分になるスノウ。ブランカブランカなりの思いがあっての事なんだけど、それがなかなかスノウに伝わらず、すれ違いまくってる展開が個人的にツボでした。
また、コメディなノリとシリアスなノリが上手く合わさっていて良い感じ。リシュリーとジョッシュの話も、ミナギの話も、かなり面白かったです。始祖精霊2柱に、聖獣も3(4?)柱と言う、伝説上の精霊たちがわんさか出てくるのも豪勢でワクワクしてきます。スノウのお嬢様の2面性が謎のまま残ってますが、この辺が今後の鍵になるんですかね? 楽しみです。
そう言えば、ジョッシュがタタラ家だった事がビックリ。フォロンの先祖か...確かに微妙に気弱い所は似てるかも。紫と赤の女神に見初められる家ってスゲェなぁ。