涼宮ハルヒの分裂

ハルヒ』の新刊。
タイトルの『分裂』の意味が気になっていたんですが...こう来ましたか。ノリが『学校を出よう!』っぽい感じ。確かにこれは、見事な分裂だ。が、何故分裂したのか...とか、何が起こっているのか...とか、話の根幹部分については、全部次の巻へ持ち越しです。
新キャラの佐々木が良い感じ。キョンの旧友と言うだけで、何故かハルヒが動揺してたんですが...その真相が明らかになった時、思わず噴いた。完全に騙された。古泉が非難するのも分かるわー。
この巻を読み始めた最初から、なーんか妙な違和感に囚われていたんですが、第二章に入って、ようやくその謎が解けました。って事は、プロローグと第一章も実はαの扱いだったりするんでしょうか。そうすると、分裂し始めたのはどの時期から? なんて事が頭をよぎったり。違うかも知れんけど。
と言う訳で、肝心な部分は全部下巻待ちな内容でした。SOS団と同じ様な組合せの新キャラ達が、この"分裂"にどう絡んでるのかも気になるし...6月が待ち遠しい。