二四〇九階の彼女 2

シリーズ2冊目。各階がそれぞれ1つの世界を作っている巨大な塔。外の世界を見るために、この塔をひたすらに下っていく主人公と相棒のカエルのお話です。
普通。基本的にどの階もあんまり幸せな世界じゃないので、相変わらず全体的に暗い印象が残りました。
しかし、ラストでいきなり目的地に辿り着いていてビックリ。もっと引っ張るのかと思ってたのに。まさかこれで完結って事は無いよなぁ。続けようと思えば、いくらでも続けられる設定だし。けど、なんでこの巻にラストを持ってきたんだろ。理由が気になります。謎だ...。