サイレント・ラヴァーズ

吉村夜の新シリーズ。
核戦争の果て、極寒の地となってしまった地球が舞台に、僅かに残された食料プラントを巡り、VGと呼ばれるロボットが主兵装な戦争が続いていると言う設定。徴兵され、最前線で戦う少女を主人公に話が進みます。
2年の兵役を終えれば村に戻れると言う事を希望に、日々戦う主人公の少女。しかし、その婚約者の身にとんでもない不幸が襲う...と言う、割とえげつ無い展開でした。なんかもう、登場人物が片っ端から死亡フラグ立てる台詞を連発してます。結婚とか夢とか口にしちゃダメー!! と、読みながら何度思ったことでしょうか。
吉村夜の書く作品なので、今後熱い展開が待っていると信じて疑わないんですが...今の所は、ちょっと暗すぎるなーと言う感じがしてなりません。なんせ、明るい要素が皆無だよ。
しかしその分、今後どのような方向に話を持っていくのか、楽しみだったり。とりあえず期待。