トゥインクル☆スターシップ 12

シリーズ新刊。恒星間移民実習船を舞台とした、SFラブコメの12冊目です。
とあるステーションに立ち寄った際に開かれた歓迎パーティを舞台として、ラブコメ成分が多めな内容でした。後、何故かメイド。
あまり本編には関わりの無い話かなぁ、なんて思っていましたが、終盤で結構重要な方向に話が進んで、少しビックリ。次の巻に続く形で終わってるので、今の段階では何とも言えませんが...大分ストーリーも終盤に差し掛かって来てますね。
ブコメパートでは、久しぶりにセーラにスポットが当たってくれた事が嬉しかったです。ここの所、ずーっと不憫な役回りだったからなー。
また、シリーズ開始当初から、謎の多いキリーとイェアシァーダ。前々から、微妙に正体を仄めかしてきていましたが、今回で割とハッキリした感じ。イェアシャーダの方は、これで確定でしょうか。後はキリーの正体と、時間に関する謎か。特に後者が気になる所です。
次の巻で、どこまで謎が明らかにされるか...楽しみだ。