星屑エンプレス 2

久しぶりな感じがする、小林めぐみの新刊。シリーズ2冊目。
中身20歳だけど見た目10歳の帝国皇女と、その皇女が操るロボットに踏み潰されて、サイボーグとして復活したものの従者としてコキ使われる事になった主人公のお話です。
今回は、2人で連続殺人事件を追う展開。高知がナオシスタに振り回されながら進むお話が、相変らず良い感じに面白い。小林めぐみ独特の雰囲気と言えば良いのでしょうか。この雰囲気、とても好きです。事件の真相は、結構暗め? で、「おいおい」なんて思いながら読んでたのですが、最後の最後で落としてくれたんで、読後感も悪くない。普通に満足。
また、六曜博士...こいつら良い味出すなー。絶対、お近づきにはなりたくないキャラですが、傍で見ている限りはすげー楽しい。今後の巻でも活躍するんでしょうか。楽しみです。