デュアン・サーク2 7

『デュアン・サーク』の新刊。
デュアンとオルバ、それぞれ別のクエストで闇魔と関わった2組のパーティですが、合流を果たして、共に闇魔の事を調べる事に。そこにパーンドレイクに乗ってある人物が訪れて...。
こんな感じ。かつての仲間との再会がメインで、話自体はあんまり進んでませんが....遂にデュアン、オルバ、アニエスの3人が揃いました。再会してから、ちょっとだけ話が進んだ所でこの巻は終わっているので、あんまり実感無いけど...やっぱりいいなぁ、この3人の組合せ。3人揃ってから、ルルフェットやズーニョの影が一気に薄くなりました。
ルルフェットは、デュアンへの恋心がアニエス登場で揺れまくっているので、それなりに読み所はあります。ただ、恋愛よりも冒険の方が楽しみなシリーズなので、あまり恋愛話が多いと微妙な感じになるような気がします。個人的には、もうちょっと少ないぐらいが丁度良いかも。
そういえば、相変らずイラストが素晴らしいですね。巻を追う毎にデュアンが格好良くなってます。着実に勇者への道を歩んでいるのが目の当たりに出来て、ホント素晴らしい。このシリーズ、戸部淑のイラストと、表紙折り返しのあらすじを読むだけで無性にワクワクします。
と言う訳で、普通に満足な1冊でした。下巻の発売はいつだろう。中途半端な所で終わっているので、続きが気になる...。