GOSICK s 2

GOSICK』の短編集・第2弾。
今回は夏休みのお話。生徒は皆、旅行や実家に帰って誰も居なくなった学園を舞台に、ヴィクトリカと久城の2人が幾つかの謎に挑む形で話が進みます。
普通に面白かったです。謎解き自体は割とどうでも良くて、久城とヴィクトリカのやりとりが良い感じ。強気に出るヴィクトリカと、適当にあしらいながらも、最後は彼女の言う事を聞いてしまう久城は本当に良いコンビです。
ヴィクトリカが久城の部屋に入ろうとしないシーンがあるんですが、この時、彼女が何を思っていたのか、それを考えるだけで面白い。こういうシーンが、さり気なく描かれているのは凄いなぁと思ったり。満足。
次は本編の続き、発売は秋以降だそうで。本編は気になるところで切れているので、続きが待ち遠しい。