神様家族 8

アニメ化も決まっている『神様家族』の最新刊。
前巻のラストからどう続けるのか? なんて思っていたら、実は7巻で完結だったそうです。いやー、ビックリだ。と言う訳で、この8巻は番外編。佐間太郎とテンコの幼稚園時代の話と、進一と愛のデート話を交互に展開する内容でした。
幼稚園児にしてはちょっと人間が出来すぎているような感じもしましたが...そこは神様の息子や天使だからと言う事でとりあえず納得。んで、幼稚園で知り合った友達の秘密基地が出てくるんですが...なんか懐かしい。
秘密基地作ったなぁ。今考えればくだらないゴミでも、あの頃の自分達にとっては宝物のようだった事を思い出しました。そんな訳で、一番良かったのはエピローグ。この歳になって秘密基地を作る気にはなれないけど、あの頃作った基地に足を運べたら...と思わせてくれる、そんな終わり方でした。綺麗な読後感に大満足。良かった。
さて、これにて『神様家族』は完結。しかし、あとがきを読む限りでは、第2部みたいな形で続きが出るっぽい?