君の居た昨日、僕の見る明日 3

榊一郎の新刊。ドラマガ連載分をまとめた1冊。
新キャラとして詩月の学校に囚われたのは、陰陽師な巫女さん・アグニエシカ。突然人が消えると言う怪現象の調査に赴いたら、自分も囚われてしまって...と言うお話です。
この巫女さん、やたらとツンツンしているキャラなんですが...詩月の学校ごっこに付き合っていくうちに、段々丸くなっていく過程が面白い。良くある展開だけど、そこは榊一郎。しっかりと読ませてくれます。
これでキャラは一通り揃ったのかな? 学校内で唯一の男である優樹を巡る動きも、アグニエシカの参戦で活発になりそう。次の巻にも期待です。