カオス レギオン 05

カオスレギオン』最新刊、これにて完結。ジークと別れ、レオニスのいる聖地シャイオンへと向かう決意をするノヴィア。そこへドラクロワの軍勢が迫り、聖地を巡る攻防戦が巻き起こって...と言った内容です。
読み終わった感想としては、イマイチ最終巻という感じがしませんでした。まぁ話としての最終巻は、1巻である『カオスレギオン(無印)』なわけですから当然なんですが...。4巻が良かっただけに、最終巻の5巻はもっと凄いに違いないと期待しすぎていたのかも。これから読む人は、0→1→2→3→4→5→無印と読むのが良いのかも知れません。けど、それだと無印読んだときに結構なギャップを感じそうな気もする。微妙な所です。
しかし、最終巻という感じがしなかったからといって、つまらなかったわけではなく。ジークはあんまり目立たなかったように感じましたが、1巻以降はノヴィアとレオニスがメインの話でもあるんで、これはこれで良いかと。後、レティーシャは良いキャラでした。何度読んでも、あの叫び声? は音として耳に入った時にどう聞こえるのかが想像できない...。
さて。このシリーズも完結したところで、次はいよいよ『マルドゥック・ヴェロシティ』あたりが来るんでしょうか。いつ出るんだろ?