しおりの話

あまりの眠さに、これ書いている途中で寝落ちしてしまった...。お陰で数日分の寝不足を一気に解消した感じ。良く寝た良く寝た。
それはさておき。今日はしおりです。本を読まない人でも一度は使った事があるでしょう。読んだ所に挟んでおくアレです。いきなり何を? と思われるかもしれませんが、今月の電撃文庫にしおりがくっついていたのを見て、ちょっと書こうかなと。
一番一般的なしおりって、少し固めの紙で出来てて細長い形をしたヤツだと思うんですが...あれって凄く使い辛くありませんか?
本を読んでいる時にしおりをどこに置くかによって話は違うのですが...自分は自宅で読んでるなら適当に転がしておくし、電車など移動中なら、最終ページと裏表紙の間に挟んでいます。んで、使い辛いなぁと思うのは移動中の時。
文庫本を読むとき、本を開くと極端に言えば横から見てM字型に曲がります。この時、しおりが裏表紙に挟んであったりすると、しおりがある部分はあんまり曲がらなくて、しおりがなくなった部分から急に曲がりだす事になります。読み始めの頃はそうでもないけど、終りに近づいて左手で持ってる部分が薄くなってくると、ページがめくりにくくて仕方ない。最悪なのは角川スニーカー文庫についてくる、ミニカードみたいなやつ。中途半端な大きさで、一番湾曲している部分でカードが途切れるもんだから、違和感バリバリです。
そんな中、個人的に最高だと思うのは、付属のアンケート葉書。文庫にピッタリのサイズで、挟みやすいし取り出しやすい。ピッタリが故に、読んでいる最中は本と一緒に曲がる形になって、エッジが強調される事も無い。お陰で違和感を感じる事も無く、最後まで読める。
唯一の欠点と言えば、デザイン性が皆無と言う事でしょうか。どうせ毎日使うものだから、それなりに凝ったものが何枚か欲しいなぁとは思ってるんですが...葉書サイズぐらいのしおりって売ってないのでしょうか。「こんなもん気にならん!」という人が圧倒的に多いから、これまであの形のしおりが普及してきたんでしょうけど...でっかいサイズのしおりの需要って、それなりにあると思うんだけどなぁ。