銀河帝国興亡史 4

3巻から、なんと30年もの時を経て発表された4巻。本当に30年も間を空けて書かれたのかと思うほど、キッチリと話が繋がってて驚きました。第二ファウンデーションの存在を疑う第一ファウンデーション人が、探索のために星を出て...と言ったお話。
この巻も非常に面白かった。どこが? と聞かれると、ちょっと返答に困るのですが...読んでてワクワクする感覚が良かったとでも言えば良いのでしょうか? 今度は一体どんな(誰の)思惑で話が進んでいっているのか、それがとても気になって気になって。全く予想がつかないので、余計に楽しませてくれます。誰が裏で糸引いてるのか...あー気になる。
そんな訳で、かなり満足な一冊でした。まぁ下巻次第で印象は変わるかもしれませんが...とにかく下巻にも期待大です。