灼眼のシャナ 7 - まあいいか。

シャナの7巻。衝撃の終わり方をした前巻の続きです。
ついに悠二の正体を知ってしまった一美。最初は恐怖を覚えるものの、それを克服して...みたいな感じで進んでく恋愛模様。面白かったです。
アクションシーンもあったのですが、この初々しい雰囲気漂う三角関係がかなりツボ。色々とふっきれた吉田さんが強い強い。明らかにシャナが押されていて、所々に嫉妬が覗くのがたまらなく良いです。気持ちの上では互角なのかもしれないけど、それを伝えていると伝えていないでは雲泥の差。自分は負けてないと思いつつも、一美にどこか先を行かれていると感じて、どうしようもない思いに駆られているシャナが素晴らしい。この手の展開はこじれてナンボ。シャナ負けるな。ボヤボヤしてると危ういぞ。
ずっと「いつ合流するんだろう」と思っていた、シャナたちと佐藤&田中のコンビが遂に合流。それに吉田さんも加えて、フレイムヘイズの存在を知る人間が増えてきました。今後の学校で、どんな会話が繰り広げられるのか、今から楽しみ。しかし、どっちが佐藤でどっちが田中なのか、あんまり気にしなくても問題なく読める...。二人セットでキャラ立ってるって事だろうなー。
とりあえず前巻から続いた、教授を敵とする話は一段落。しかし新たな伏線も張られて、続きが気になるところです。