ルナル・サーガ・リプレイ

ルナルリプレイ最終巻。前巻出たのがほぼ1年前。うん、待った待った。
アンディやエフィ達の一つ下の世代が主人公なこのリプレイ。リアド大陸でのリプレイはこれにてラストと言う事で、話の規模もそれなりにデカイ。前のシリーズみたいにガヤンとかサリカがそのまま出張って来るようなことはないものの、それなりの大物が登場。テック・マーレンとかサンダミオンとかね。その割にはラストが非常にあっさりとしているのはちょっと拍子抜け。まぁプレイヤーの口が上手く回ってそうなったといった感じでしたけど。
PCの半分ぐらいはこれまで出てきたキャラの血縁者なんですが、ミュルーンの身元はすぐに分かったものの(ミュルーンのカップルなんて1組しかいねー)、他のPCについてはそれなりに謎。前巻でその内1人の身元が分かって、この巻で残りの2人も判明したんですが...いいのか、これで? ジーゼの方はまだしも、ラズリィの方は読んでて目が点になったよ...。
サンダミオン達の伝説はホントはこーだったとか、バドッカの顔は実はあーだったりとか、裏設定の大盤振る舞い。正直、蛇足感バリバリだったこのシリーズなんですが、これらが読めただけでも良しとします。昔のキャラも結構出てきたし。ノイエ、リカ、ヤン、ニートにタッタ。キクリも居たか。もちろんエフィにアンディも。まぁアンディは台詞どころか、出番もほとんどなかったけど。これまでのルナルを全部読んでないとキツイけど、読んでると楽しめます。
リアドでの話はこれにて完結だそうですが、ルナル自体はまだ続くらしいです。次はジャナストラだとさ。