封仙娘娘追宝録・奮闘編 4 夢の涯 ろくごまるに / 富士見ファンタジア文庫

現在これがろくごまるに最新刊。面白いよと言われていたので、期待しつつ読了。
いつも通りに回収しているだけ...と思いつつ、捻った話が多くて確かに面白かった。特に表題作の「夢の涯」がお気に入り。緩終鎖の能力にはすぐに気づいたけれど、最後のまとめ方にやられた。分かりきった結末で人を楽しませるってのは流石です。
これで既刊分は全部読破。ひたすら宝貝を回収するのが目的なので、長編はけっこう中だるみしてた様に思えましたが、それでも問題なく楽しめる出来だと思います。特に6巻あたりからの盛り上がりは良かった。と言うか長編の続きが気になって仕方ないんですが...今年には出るのかなぁ。
読むかどうか悩むくらいなら、とりあえず読んでみることをお奨めします。本は迷ったら買え。