ダブルブリッド9 中村恵里加 / 電撃文庫

随分久しぶりな気がしますが、8巻出たのは今年の4月。一昔前ならこの位の刊行ペースは普通だったのに、最近は速筆家が増えたせいか、すごい間が空いた気がします。
前巻のラストから完全に繋がった形で始まってます。いつもの如く、前巻の内容を忘れてるかと思ったんですが、意外に覚えてました。結構すごい終わり方してたから、覚えてたんでしょうね。
相変わらずの暗い雰囲気の中、今回の見所は、太一朗 vs 虎司と、安藤 vs 虎司と、ラスト。かなりのクライマックスっぷりで、いきなり話が進みました。そろそろ決着って事ですかね。どうまとめることやら。
しかし最後の独白。優樹の部分は良いとして、太一朗。こいつってアヤカシに対して、なんか思うところあったんだっけ? 覚えてねー。