操り人形

あまりに面白かったんで軽く紹介。大体の雰囲気はhttp://ejf.cside.ne.jp/review/ohnefurchtundadel.htmlあたりを読むと掴めます。色々な特殊能力を持ったキャラクター(職業)カードをドラフトの感覚で1枚とって隣に渡していって、最後まで行ったらあらかじめ決められた職業順でターンを回して行く感じでゲームが進みます。
このゲームでおそらく一番熱いのは、このキャラクター選択の部分。前のターンに王様のカードを持ってた人から順に、次の職業を決めていくんだけど、この時の読みあいがとにかく熱い。無くなってるカードから上家が何を取ったかを推測して、さらに下に何を流すかを決め、その時自分が最も有利になるような職業を選択する。ここに物凄い心理戦が繰り広げられるわけです。
他人の邪魔をする職業を選び続けると自分があんまり成長しないし、かといって下に流して自分に使われるのは...みたいな。ここで他人の行動を読みきって、自分の思い通りにターンを進められた時の快感といったら。たまりませんね。逆に他人に嵌められるとすげー悔しかったり。
最低一枚の職業カードは予め場に伏せてあるので、完全に他のプレイヤーの職業を読み切るのは難しくなっているあたりも上手い作りだと思いました。
プレイ人数は3〜7人となってますが、5>4,6>>>>>>2,7人の順で面白さが変わると思います。と言うか2人とか7人とかでやっても全然面白くないはず。5人ぐらいがランダムの要素と運の要素と実力の要素が、上手いこと混ざり合って、一番楽しめるんじゃないかなぁ。
思考ゲームが好きな面子が4〜6人集まることができるのなら、1度やってみて損のないゲームですね。多分ハマります。
またやりたいなー。