バッカーノ! 1932 Drug & The Dominos 成田良悟 / 電撃文庫

今月の新刊はこれから紹介。3ヶ月連続刊行です。
禁酒法時代のアメリカ、マンハッタン。そこで起こるマフィア間の抗争に様々な人間が巻き込まれる。薬物ジャンキーとその恋人。家族を奪われた少女。そして情報屋。まるでドミノ倒しのように、次々と事態が動く、その結末は...。
うーん、ものすごくあらすじが書きにくい作品です。確定した主人公という人物が全く存在しないから、どの流れに沿って書けばいいのかが良く分からん。
今回は前回の列車編のラストと少し時間軸が被ってます。前巻に出てた人たちも少しですが登場してたり。クレア君は割とメイン張ってますが。
なんでタイトルに『Dominos』が入ってるのだろうと読む前は不思議に思ってたんだけど、読んで納得。確かにドミノな話でした。面白かったです。アミーゴ。