それがるうるの支配魔術 4

シリーズ4冊目。今回は、欧文研のメンバー、でタマキの田舎に合宿するお話。タマキの暮らしていた土地には、インナミさんと呼ばれる神様がいて...と言う感じに話が始まります。

面白かったです。タマキの村には本当に神様がいて、普通にそこらを歩いていると言う設定。この世界観の中で神様がいるとは思えないし、だとすれば魔術が絡まないはずがないと思いつつ、村人どころかタマキまで信じ込んでいるので、「ホントに本物?」と信じかかってしまう所が良かったです。また、村のお祭りでは儀式があって、その儀式の主役として選ばれるタマキ。儀式はインナミ様との結婚の真似事、そして共に一夜を過ごすなんてイベントまであり、一緒に村に遊びに来た女子メンバーは気が気ではない所も良い感じでした。ちゃんとラブコメしてる...!!
そして。重要な事実が発覚して大きく話が進んだ1冊。絶対そうだよね? と思っていた事実なので意外性は無いけれど、それでもはっきりと明示された事が大きい。これは話が一気に進みそうな予感がします。面白くなってきた。