おおコウスケよ、えらべないとはなさけない!

竹岡葉月の新作。主人公は男子高校生。中学の時、図書館で出会った同級生のヒロインに読書の楽しさを教えられ本の世界にのめり込む。そしてとある高校の学園祭にて見学した図書館の素晴らしさに惚れ込んだヒロインと共に、その学校を目指す...と言う感じの展開。

まだまだ序盤過ぎて、何とも言えない内容でした。主人公が徐々に読書にハマっていき、ヒロインとの距離がグングン縮まっていく展開は良かったのですが、あまり話が動かなくて、あれ? と思っていたのが前半。
そして後半、高校生になった主人公が、もう1人のヒロインに出会った所から、やっとどう言う話なのか分かりました。これは今後の展開次第だなぁ。2人のヒロインの存在に挟まれた主人公がどちらを選ぶのか。だからこのタイトルなのね...。ネタバレせずに書くのが難しいのですが...個人的には後半のヒロインの方が好きです。しかし、このヒロイン達、どう言う関係なんだろう。何かしら関係があると思うんだけど...分からん。
こんな感じの1冊でした。本格的に話が動き出してからが楽しみ。