僕の妹は漢字が読める 2

日常から漢字が無くなり、流行の文学は萌えとパンチラ...と言う衝撃の23世紀。そんな日本に生まれ、物書きを目指す主人公が、妹達と共に21世紀に飛ばされてしまった前巻。この2巻は、変わってしまった未来を元に戻すために、鍵となる盗まれた原稿を探す...と言う展開。

普通でした。1巻の冒頭、一体どうなってるの!? と感じた物凄い衝撃は慣れるに従って薄れてしまっているのが残念です。ストーリーそのものは王道的な展開で、ビックリさせられるような部分が...。少し物足りませんでした。しかしラスト付近で読めないページが1ページあったんだけど、あれはなんて書いてあるんだろう。未来は凄い事になるんだなぁ。
また、妹が可愛いのは良かったです。兄の事を何とも思っていない! と振る舞いながらも、内心では全然そんな事は無い。時々表に出てくる嫉妬が微笑ましい。素直になれば...と思うけど、そう簡単にはいかないよね。