お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 4

シリーズ4冊目。妹と血が繋がっていない事を生徒会長に知られていた事実が発覚した所で終わっていた前巻。どうなる事か...と思いましたが、いつも通りのノリで安心した1冊でした。

相変わらず、ヒロイン達のアプローチを主人公が無自覚なのかわざとなのか分からない、微妙な振る舞いですり抜けていく展開。作家である主人公の担当編集さんまで寮に顔を出したり、さらに事態はカオスな状況になってきましたが、一番謎なのはやっぱり主人公のたくらみでしょうか。実は生徒会長とアレだったり、婚約者がいる事が暴露されたり...過度のシスコンで、妹と暮らす環境を手にするためには何でもするキャラですが、その裏でいったいどれだけの企みがあった事か...。
また、アナスタシアさんの可愛らしさが物凄い事になっていて、個人的には嬉しかったです。でも最近、銀兵衛の可愛さも捨てがたい...と思うようになってきました。健気なのに報われないとか、最高ですよ!!

寮の管理人がやってきて次の巻に続く...と言う所で今回は終了。管理人は...やっぱりそうだよね、それ以外ないよねーと言う人が来たので、また揉めそうな予感しかしません。楽しみ!