魔法科高校の劣等生 2

シリーズ2冊目。魔法を教える高校を舞台に、学校で評価される魔法が苦手故に劣等生とされている主人公と、その妹を中心としたお話の続きです。

微妙でした。事ある毎に入る世界観や用語の解説と、高校生離れした主人公の言動がどうにも肌に合いませんでした。これは上巻を読んだ時にも感じたのですが、下巻でも変わらず。特に主人公の振るまいが合いませんでした。何でこんなに上から目線なんだろう? 持っている実力とそれまでの生き様と自負、それらを全部ひっくるめれば、こう言った性格になるのかもしれないけれど、どうにも人間味が感じられない...。妹も兄に一途なのは良いとしても、ここまで来るとちょっと怖かったです。
ただ、web版を読んでいる方の話を聞くと、この先話が面白くなっていくらしいです。それは少し気になる...。元々が人気のあるシリーズなので、先を読めば面白くなるんだろうなぁと思うのですが。どうしたものか。