俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 2

多くの人から告白されるのを嫌がって主人公と偽装彼女となった真涼と、その主人公の幼馴染・千和。主人公が2人の間に挟まれるラブコメの2冊目。

話としては、主人公の元に謎のラブレターが届くと言う展開。第三のヒロインの登場で、さらにカオスな感じになってきました。新キャラは妄想の世界に生きている...と言うか現役中二病。しかし物静かな立ち居振る舞いで、それほど痛いと言う印象は無いのが良かったです。思い込みが激しいタイプっぽいので、言葉少なに、でも大好き! と言う雰囲気がヒシヒシと。これまでのヒロイン2人が騒がしいタイプだから、良い感じにバランスが取れてますね。
しかし、どうにもキャラを好きになれないのが厳しい。千和はまだしも、真涼が無理過ぎる。真涼と主人公にちょっかいをかけてきた新キャラもいるんですが、これも神経を逆撫でして去っていったし。ラストでこう言った嫌な展開を吹き飛ばすような熱さを見せてくれるのは好きなんだけど。そこにたどり着くまでが長い...。